タイトル;☆しょしんしゃで〜す♪ VS 野本+1 の解説
筆;エルビー at 2010-02-10

1戦目;
ゲームの流れ;

黄(朝鮮) 緑(サラセン)
vs
緑(サラセン) 青(朝鮮)
緑サラセンが青朝鮮に塔Rを仕掛け、
緑サラセンが青朝鮮に対し自陣塔で防ぎ、
青朝鮮が黄色に流れ、黄色がぬかれてお終いとなります。

解説もどき;
緑サラセンが朝鮮に塔を挑む奇怪なゲーム
さらに、城主に入って緑サラセンが騎士を大量に出すファンタジーゲーム
領主から順当に点差が付き始め、緑サラセンの謎行為が相まってか点差は広まる一方でそのまま帝王で黄色がぬかれて終わる一方通行なゲーム
この緑サラセンは一体何がしたかったのか。

この緑サラセンは誰なのか?この問から一つの推論が導かれます。
この緑サラセンはかの有名なDirty氏です
よって、このゲームではこれからの戦いに向けたウォーミングアップをしていたのではないでしょうか。確かに騎士は良く操作されていました。
そして推論は真実となります(続く2、3戦目を参照)

解説;
脚色を付け過ぎたので一言添えておきます
まずサラセンが騎士を大量に出してた点ですが、大量といっても3列ですし、サラセン朝鮮ペアであるこのゲームならむしろ出した方が良いです。まじめな良い選択と言えます。しかしTRは要りませんでした。敗因についてまじめに考えるなら、地形的にもそこであると言えます。意外性だけではなかなか勝てないというのを示すリプレイでした。

2戦目;
ゲームの流れ;

緑(フン)  黄(フン)
 vs
青(フン)  橙(フン)
黄はkmkmで緑と泥へ
青は民兵
橙は斥候進化から塔を絡めて城主騎士でぬいてお終いとなります。

解説;
橙のh2h慣れが良く分かる一戦です。
民兵してきた相手に対して塔でカウンター。その後騎士RAM。滞りないこれらの操作はさすがでした。

しかしこれらは決して決定打とは成りえません。もちろん有利に運ぶための良い戦術選択ではあるものの、決定打となってしまったのは青の対応によるものでした。

青が最もまずかったのは、操作量が飽和している対面との争いの中でなぜか黄色へ兵を流した事にあります。流れる事に悪い事はない、という考えを捨てるべき良いゲームです。特にチーム戦に慣れてくると、「流れたんだから対面に負けてもしょうがない。周りが勝つべきだ。」という発想が生まれがちです。このリプレイはその理論を崩します。
詳しく説明します。
一般的に、流れる行為が有効なのは2v1(操作量的・軍量的優位)を作り出せる環境、もしくは流れ先の相手の兵との相性が良い場合です。基本的には流れると遠い為、移動時間分が無駄になり不利になります。
その上で今回は、対面が城主において中心1個のままで早期にぬきにかかって来ています(RAMで気付けます)。さらに青は中心増やして弓騎兵でぬくるスタイルです。この状態で流れて良い事は有りません。操作量的・軍量的不利を敢えて作り出してます。また流した兵は槍弓であり、対面と相性が良かった編成でした。
その上今回は流した兵があまり操作されておらず、流れ先でも良い事は何もありませんでした。
この点は、対面に兵を送る、あるいは自陣に戻せば良かったのです。

次にまずかったのは柵の穴です。
閉じておいたはずの柵が見事に空いてます。これにも付け込まれて大きな痛手を負っています。
予め基礎柵でチェックをするか、一度兵を通してみる等の対応で防ぐ事が出来ます。

3戦目;
ゲームの流れ;

赤 青
vs
黄 緑 all フン
黄は赤へkmkm
青は緑へ民兵
赤はkmkm受け
緑は民兵に対してカウンターの塔

決勝リーグと言う事もあってか、お互いに一歩も譲らない争いとなっています。
ぬかれるのが確定してからというもの、黄・青が共に急きょ自陣塔Rの戦士小屋2個で素槍ガン回しという手段に出ています。
その後黄色はぬかれて緑の奥地へ遷都し内政、青はその場で内政を伸ばしつつ赤に貢ぎます。
1国のぬき速度という点では赤のが早かったものの、黄色が青より早く復活し、お終いとなります。

解説;
緑は民兵に対して塔という、さっき見たばかりのコテコテの戦術が炸裂します、有効でした。さらに城主から赤の攻撃に耐える時も、「劣勢時には槍RAM」を地で行く戦術を取っています、これも有効でした。
しかし、赤にも勝機はありました。そもそも赤はkmkmを巧みに返し、黄色を早期にぬき去り、青から貢を受けています。それゆえ近衛騎士を早い時間帯に出せた為、その時点で緑に負ける要素は無かったはずです。
非常に残念だったのは、折角の近衛騎士が活躍出来ていなかった事です。足が速く、HPが高く、防御が高く、攻撃力があるという完全に万能なユニットではあるものの、矛槍にはコストで負けます。それゆえ正面からの遠投・騎士がどうにも歯がゆいスピードでしか進行出来ず、結局矛槍Rを前にぬき切れない結果になってしまいました。
緑の弓騎兵が少しずつ荒らしに来ていたように、近衛騎士を緑や黄色の内政に少しずつ分散させて送るだけで違った結果になったでしょう。

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